コロナの影響で乳がん検診がされないことを懸念します

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コロナの影響で乳がん検診がされないことを懸念します

型コロナウィルス感染症はまだまだ、油断ができない状況が続いています。そんな中で、医療機関が疲弊し、医療現場でも崩壊に近い状況に置かれれている病院もあるようです。そして、各種検診も、不要不急の外出を控えるために検診自体を休止しているのが現状のようです。しかし、今こうしている間にも、乳がん罹患者の癌は進行しています。検診していれば早期治療ができたものも、この自粛によるタイムロスで進行してしまっている人もいるわけです。

コロナが治まったら必ず乳がん検診を予約しましょう

もちろん乳がん検診が必要なのは40歳以上の女性です。それ以下の女性は毎月定期的なセルフチェックで大丈夫です。40歳以上の女性でも最近、企業や地域の検診で既に乳がん検診を受けられた方は次の検診のお知らせが来るまで大丈夫ですが、もし、このコロナ騒動の最中に検診予定だったものが受けられなかった人は、騒動が治まったら必ず検診の予約をすぐに入れてくださいね。

乳がんに限らず癌は待ってくれません。自粛してくれません。

おそらく、コロナ騒動が治まったら、それまで他の病気の診察や検診を控えていた人たちがどっと医療機関に押し寄せるでしょう。またそれで、かなりの日数を待たされることになるでしょう。ですから早く動くこと。決してめんどくさがらずに。

忘れないでコロナの何倍もの女性が毎年亡くなっていることを

乳がんで日本国内で亡くなる方は、何人だと思いますか?毎年約15,000人前後です。

では今回のコロナで亡くなっている方は600人弱(5月8日現在)です。ことの重要性を単純に死亡者数で比較するのは不謹慎であり、危険ではありますが、あえて比較させていただきました。どちらが身近に死が迫っている病気ですか?乳がんだけではなく、癌全部を対象にすると37万人にものぼります。こんなに比較にならないくらい癌による死亡者数が多いにもかかわらず、新型コロナウィルス感染症のせいで、ほとんどの医療機関が麻痺し、検診が中止されているのです。おそらく、この状況に置かれているのは癌患者だけではなく、そのほかの重大な疾病患者も同じでしょう。

医療用語でトリアージという言葉があります。これは多くの患者やけが人が出ている状況で、できるだけ命を救うために治療の優先順位をつけることを言います。助かりそうな方で、緊急度の高い人から治療していく。もう手遅れの方は諦め、命に関わらない症状の方は後に回す。そうやって限られた医療スタッフと機材、医療資材の効率を高める訳です。

他の記事でも書きましたが、この新型コロナウィルス感染症はトリアージで一番に置かれました。それは命に関わる緊急度よりも感染症が故の社会に与える影響まで考慮したトリアージであったと思います。専門家の皆さんが判断されたことなのでおそらく今回の対応がベストなのでしょう。ですから今の対応は仕方ありません。しかし、治まった後、命の危険度の高い乳がんなどへの警告が疎かになることを恐れます。せっかくピンクリボン活動やN P Oの皆さん、医療機関の皆さんの努力で乳がん早期治療の大切さ、検診の重要性が知られ、検診へのムードが盛り上がっていた所で今回のコロナ騒動です。また再びあの意識の高さまで持っていくことは時間を要するでしょう。

乳がん検診・早期治療の大切さを再び啓発し続けましょう

休むことの許されないはずの乳がん早期治療や検診の大切さの啓発活動が、自粛や3密禁止のために中止や延期になっています。各地域で行われているピンクリボン活動もおそらく中止や延期となっているでしょう。スタッフのモチベーションも下がっていることが懸念されます。

しかし、どうぞどうぞ、皆さんそこを踏ん張って、また活動を再会できる日がきたら、改めて活動をやっていきましょう。小さな動きでもいいのです。できることからでいいのです。どうぞ啓発の火を絶やすことのないようお願いします。

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